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揺れを抑える仕組み

振動エネルギーを吸収する画期的な「制震装置」

地震の振動エネルギーを吸収・分散させるガルコンは、どんなに激しい揺れも上手にコントロール。内蔵された粘弾性体の吸収力と、強力なバネの復元力が働いて、揺れそのものを減衰させます。

外部からの力を和らげ、ゆるやかに復元するこの「制振装置」は地震はもとより、強風や交通による震動にも大きな力を発揮します。

建物内の安全性を、飛躍的に高めます。

地震に対する従来の工法は、水平方向にかかる力にどう抵抗し、変形しない強固な建物をいかに造るかに力が注がれてきました。

しかし、建物の破壊を防ぐことができたとしても、建物の中にいる人が感じる揺れの程度は変わらず、家具の転倒や器物の移行によるケガの減少にはつながりません。

そこでガルコンは、建物の内部にいる人の体感レベルを実際の約2分の1に減少し、安全な居住空間を提供します。


従来工法の約55%の低減率を約束します。

建材試験センター中央試験所での振動テストの結果、兵庫県南部地震波と同規模の635ガルに対し、ガルコンは従来工法の約55%の低減率を実現しました。

ガルコンを設置した建物内部での体感レベルは、震度7の地震が発生した場合、震度3~3.5程度、震度6で震度2.5~3程度となり、震度3ではほとんど揺れを感じないというデータが出ています。


ガルコンは公的な性能評価を受けています。

建設材料や建設部材に関する試験と証明を行う公的機関、財団法人建材試験センター。

ガルコンは、この試験センターの試験結果により、確かな制振性能が実証されました。公的な試験期間から正確かつ公正な評価を得たことで、ガルコンの信頼性も高まっています。


木造軸組補強構法 ガルコン制震工法

1.評価番号:DPA-住-32
2.評価取得者名:(株)エコア総合設計、イケヤ工業(株)
3.技術の概要、仕様、性能等

⑴技術概要

木造軸組構法および伝統的構法による既存住宅等に対し、ガルコン(3枚の鋼板に2枚の粘弾性体を挟み込んで構成された金具)を柱および横架材の仕口部に設置することで、耐震性を向上させる技術です。  
仕口部に取付けることから、開口周辺などの少ないスペ―スで面材と干渉しない軸組の内部等に設置し、必要な耐力を付与させることができます。粘弾性体は、劣化の恐れが少ないため、基本的にメンテナンスが不要です。

⑵主な仕様

ガルコンは1フレームに対し、2個以上かつ偶数個で最大6個まで設置ができます。ただし、 フレーム内に設置され、左右相対するガルコンを同一高さに設置することとしています。

壁強さ倍率 C 垂れ壁付き
独立柱の耐力
壁基準耐力 壁基準剛性
(1/200rad.)
0.26KN/個 0.26KN/個 0.26KN/個 12.8KN/rad./個

補強に関する柱頭、柱脚仕様は、一般診断法における接合部Ⅱ以上に適合する仕口補強を行うことを原則とする。

⑶技術のメリット

既存の補強金物は強度抵抗型のものが多く、既存壁の耐力をある程度期待しながら不足する耐力を補うため、補強箇所が限定されている場合の制約事項が多い。これに対してガルコンは、鋼板と2枚の粘弾性体によりダンパーを構成しており、粘弾性体が比較的優れた速度(振動数)依存性を有しているため、地震時や強風時に所要の剛性と減衰性能を建物に付与させることができます。

⑷適用範囲

住宅、共同住宅、診療所、貸家、宿舎、平家建て倉庫、車庫等の軸組構法、伝統的構法による建築物で3階建て以下かつ500㎡以下としています。

⑸その他の注意事項

補強設計・施工は、下記①、②いずれかの資格を有し、かつエコア総合設計またはイケヤ工業が開催する設計施工技術講習会において技術指導を受けた者が行います(①一級、二級、木造建築士のいずれかを有する者、②日本建築防災協会または都道府県、定期報告取扱い法人、全国の建築士会、全国の建築士事務所協会のいずれかが主催がする「木造住宅の耐震診断と補強方法」講習会受講者)

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